冷静と失禁のあいだ

死ぬまで踊り続けるマグロさんの話

【告知】東京文フリ25 寄稿のおしらせ

お友達主催の「リクナビ2084」というサークルに参加しています。

私は百合短編小説を寄稿させていただきました。

しかも百合SFですよ。どきどき。

当日はどうぞよろしくお願いいたします。

  • 《取り置きについて》

当日確実にご購入できるようにいたします。

↓コチラのメールフォームに取り置きする方の名前と冊数をご記入ください。

http://form1.fc2.com/form/?id=84efe651341b3399

 

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タイトル :リクナビ2084
サークル名 :リクナビ2084
仕様:本文115ページ 遊び紙あり

頒布日: 2017年11月23日(木 )11:00~

頒布場所: 東京流通センター内第二展示場 文学フリマ ウ-60にて
価格 :700円(予定)

本文の試し読みやその他詳細情報はコチラ↓

https://rikunabi2084.tumblr.com/

 

『ダンケルク』感想メモ

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あ~すっかり忘れてたのですが、ノーランの新作の『ダンケルク』を観に行きましたので、ざっくり感想とメモを。

本でも映画でも見終わったらすぐ忘れちゃうんですよね、特に映画は本に付箋を貼るようにお気に入りのシーンを覚えておくことができないので、尚更。

しかも、世界史は最も苦手な科目だったのでまともに内容理解できているか怪しいです。

なので、本当にメモ程度に印象に残ったことと覚えている事をつらつらと書き残します。歴史の観点は一切抜きにして鑑賞している、くらいの要領で流してください。よろしくお願いいたします。

まとめ

  • とにかく画面酔いとBGM、銃声音が凄まじく、PTSDになりそう!
  • 戦争映画だけどグロくない!
  • ストーリーはほぼない!
  • ドイツ軍怖い!ほぼ終始姿が見えない!
  • 魚雷怖い!
  • どんな時も紅茶が出てくるイギリス軍すごい!

以上です。

開始5分ほどで始まった前半の銃撃戦から「うわーうわー耳と心臓がバクバクしてきた。早く終わってくれ」という状態になり、観賞中に段々と具合が悪くなったので前半は殆ど目を瞑っていました......。銃声ってすごいです。こちらをカチ割ろうとしてくる殺意だけで構成されている音なので、聞いてるだけでかなり具合が悪くなりますね。それが映画が終わるまで続こうとはこの時は思いもしなかった......。

 

セリフもほとんどなく、ハアハアと息を切らし、敵の影に息をひそめる、どこからか狙われて撃たれそうになる、の繰り返しです。戦争だ。敵はドイツ軍なのですが、一切姿が見えません。これもまた怖い、怖すぎる……。どこから攻撃してくるのかわからないけど銃声はする、って緊張感があるし恐ろしい。

海を渡って祖国へ逃げようと船に乗るけど、夜は魚雷に撃たれ死にかける。この繰り返し。なにこれ......絶対に頭がおかしくなる。

一度だけでなく、何度も海を渡ろうとするシーンがあるのですが、ようやく逃げれる~帰れる~となって紅茶片手にジャムパンを食べて夜を過ごしていたら突然魚雷に撃たれるんですよ......。ろくに周りも見えず、真っ暗闇の海に飲み込まれて船の中で溺死する人もいれば、船が燃えて焼死したり。

この映画で最も印象的だったのが、BGM。迫力満点。心音に合わせて緊張感が高まる仕様になっており、非常に具合が悪くなる。音だけでここまで恐怖を感じられることに驚きで、ノーランの表現力にただただ圧倒される。IMAXで見たらより具合悪くなってたに違いない......これは劇場で見るべき映画だなと思いました。

無事イギリスに帰国し、兵士たちが掛けられた「生きてるだけで十分だ」という言葉はいろいろな意味で恐ろしいですね。「帰ってきただけでえらいよ君たち!」という意味も、もちろんあるのでしょうが、「次の戦場へ送るための貴重な人材だよ」という風にも捉えることができる。

また、登場人物のセリフが少なく、人物のバックグラウンドなどが一切わからないので、感情移入もできないままどんどん仲間が死んでいく。戦場では言葉も何も意味が無い代物なのだろう。本当に混じりけのない戦争映画でした。

とにかく具合が悪くなる映画だったので、もう見たくないです。でも可能ならぜひ、IMAXで鑑賞してほしいです。

ジャムパンと紅茶の組み合わせ見ると具合悪くなりそうね。

くるくる

中学の頃隣にいた君は自分の天然パーマをひどく気にしていて、可愛かった。その子はいつも「こんなのやだから普通になりたい」って言っていた。普通になりたいって、真っ直ぐになることが普通なの?って思ったけど「わたしはその髪すごくかわいいと思う」しか言えなかった。気にしてるのがかわいいのもあったけど、くるんくるんしてる髪の毛はクラスのなかのだれも真似できない髪型で、とてもチャーミングだと思ってた。高校に上がって君は縮毛矯正して真っ直ぐになった髪の毛で嬉しそうにニコニコしていた。すごく嬉しそうだったのに髪の毛を真っ直ぐにしてしまったときのその子の顔はもうあんまり思い出せないし、印象にも残っていたなかった。

おやすみ

幼稚園の頃から、クラウディオアラウのピアノ演奏を聴きながら夜景を見るのが好きだった。暗闇と、ビルと、安っぽそうなライトで光る企業の看板が不釣り合いで、ずっと音楽に耳を傾けていた。ピアノを聞くと頭の中にはいつもきちんと見たい景色が描写される。この上なく落ち着く時間。私のみたい景色はいつでも夜にある。明るくない世界には境界線がない。どちらが私かわからなくなる頃にやっと眠りにつくことができる。おやすみなさい。

死とキラキラ

なんで人間はもっといいとこで死のうとしないのかな。暗くてじめじめっとした電車のレールに潰されて死にたいなんて思えない、あれを見るとどんよりとした気持ちにさせられて吸い込まれるようにこのじめじめとした薄暗い空間と自分を重ねて、ふわーっととけあってぴょーんって電車に飛び込んでしまうのかもしれない。でも、どうせだったらディズニーシーのめっちゃきれいな夜景を見ながらキラキラに囲まれて飛び降りて死にたいと思わない?でもきっとディズニーには夢がありすぎて死にたくならないくらいキラキラしているのかもしれない、ほんとは、ほんとは死にたいと思って最後に足を運ぶひともいるかもしんないのに、もうちょっと頑張ろってなれちゃうのかも、そしたらほんとにたまげたもんよ夢の力っていうやつは。

5/31の夢メモ

夢の中で私は金髪ロングの幼い少女で、ベッドの中にいた。恐らく病気を持っていて、少なくとも体が弱い印象があった。ボーっとしながら、ベッドから部屋の正面にあるドアを見つめていたら、突然、ガチャ、と音を立ててドアが開いた。少女(私)の兄だと思しき人物が部屋に入ってきた。彼は部屋に入るやいなや、すぐさま私のそばに駆け寄り、私の頭を撫でて、持ってきたくれたご飯を私の口に入れ、咀嚼している私の口にペニスを口に突っ込んだ。二人は近親相姦関係にあるようだった。少女が挿入を求めると(求めてない、私は少女を通して夢の内容を追っている)、次に父親と思われる人物が部屋に入ってきた。

勘の良い父親は、私に近づくと......(ここで書くのをやめたので内容が思い出せない)

回転寿司みたいな好き嫌いに不安を覚える

ひどく健常な人だった。少なくとも私はそう判断した。もちろん、ひどく健常なのは私ではなく、相手の方だ。別に私が絶対に健常でないわけではない、私と相手と、比べてみて相手の方がちょっと健常の度合いが強かっただけだ。

健常には一貫性があった。一貫性があるから健常なのだ。健常は円のようだ。くるくると同じレールに沿って思考が回転し続けられる様式を健常だとたとえる。回転寿司屋で回ってくるものが寿司だけじゃなくて、プリンやケーキといったデザートでも受け入れてしまう、だから重要なのはレールの方なんだと私は思う。

相手は一貫してくるくると回るレールに沿ってモノを見ている、そしてレールにモノを流す。思考の速度が一定でなくても、様式が決まっていれば、それは健常だ。

相手の健常の度合いの強さに意識が向いたのは、お互いの好きなものについて会話を繰り返していた時だった。

Aもいい、Bもいい(名前に意味が無いと思ったからあえて挙げない)あとCもいい、と相手は喋っていた。

私はその羅列から好きを感じなかった。本当に相手のことを「あじ、いくら、サーモン」みたいにポンポンと流していく回転寿司屋だとしか思えなかった。私が適当に「ツナ、ハンバーグすき」って言ったら、相手はツナとハンバーグもいいねって回転寿司屋なのに本当にツナとハンバーグをネタとして採用してしまうくらいだった。

お前は本当は何も好きじゃないし、何も嫌いじゃない。

ただ決まった思考のレールにモノをひたすら流しているだけなんだ。お前は回転寿司のレールに寿司に紛れてたまにデザートをおいているだけだ、所詮好きなんてこういうものなのかもしれない。なにこれ!なんか寿司に紛れてウマそうなスイーツ出てきたんだけど!と人に思わせるためにデザートを置いているだけだ。ちょっと人の気が引きたいだけなんだ。試しに食べてみちゃおうかなって、寿司の味もスイーツの味もよくわかってない他人につつかれたいだけなんだ。つつかれるためのネタに過ぎないんだ。