冷静と失禁のあいだ

死ぬまで踊り続けるマグロさんの話

レコーダーはじめました。

ぼーっと窓のしたでタオルケットに包まれながら、外の音を聞いていると、だんだん自分がレコーダーなんじゃないかって思えてくる。 ブーンブーンと鳴るエアコンの音とか、虫の羽音とか、鳥が羽をばたつかせて飛び立っていく音とか、車の音とか、雨音とか、タ…

6/18

眠りが浅いので、頭痛外来でもらったテルネリンを毎日飲んでいる。これを飲むと、パソコンで言うところの強制シャットダウンみたいな状態になり、全く動けなくなる。よく眠れるというよりかは、気絶に近い状態になる。風呂に入る前に服用したら危険だ。怖い…

6/14(午後)

バイトの時間だ、化粧しなきゃと思って鏡を見るとボロボロ涙が出てくる、出てくる。ひとしきり泣いて紅茶を飲んで落ち着かせてからまた鏡の前に立つと反射的といってもいいくらいにまたボロボロと垂れてくる。でも比較的理性的な人間なので真っ赤に腫らした…

6/14

ふいに無気力になって死についてぼんやり思考を巡らせていると涙が止まらなくなり、バイト先で泣いてしまった。

電車かもしれない

バイト先の駅周辺で割と自殺がある。地下なので血と肉の臭いが地下鉄独特の湿気に溶け込んでいるのかと思うとゾッとする。もともと電車が凄く苦手で、一駅ごとに降りてトイレ行って一人になり、心を落ち着けてからまた電車に乗りなおして目的地に向かう……そ…

6/8

具合が悪くて肉体から意識がはみ出た

母の日

先日は母の日だったので、初給料で祖母にプレゼントを贈るついでに母の日のプレゼントを購入した。生憎、カーネーションは、学校帰りの学生たちが行列をなしていて買うことができなかった。私が買ったのは紅茶。本当についでくらいの品で、紅茶一パックとク…

明日の天気あめ

信用していない。知っている。知っている、大体わかる、明日、明後日の天気が風や空気中の匂いに含まれる我々がそれを感じ取れるようなくらい簡単なことであるからだ。馬鹿だと思う、インターネットに毒され過ぎで言語だけで取り繕えると思ったのかもしれな…

4/21

パニック発作が辛い。 電車に乗ると針の山に座らせられてるみたいだ。 少しでも動くと刺さったものが傷口を広げて、じわじわとそれが痛みを広げるのかもしれない。焦りと、不安と恐怖とを持って、助けて!(助けてくれない)助けて!(助からない)早く!早…

4/12

人はもう物語を持っていないかもしれない。 書物は十分に存在している、新しい感情なんてどこにもないはずだ。 そんなに悩まなくてもいいはずなのに。 図書館の中に、答えが積み上がっているはずだ。 人がもう必要としてない答えが、埃を被って存在している。

3/21深夜のきみ

大丈夫です。大丈夫じゃないかもしれませんが、わたしはちゃんと生きてます。 そしてこれからも、ちゃんと、大丈夫じゃないけど生きていくと思います。 大丈夫じゃないっていうのは、勿論、自分のせいで大丈夫じゃないだけなので、人からすると、これは大変…

去年の日記

小中高の成績通知のときに100000000回くらい言われた『キョロキョロしている』『話を真面目に聞いていない』という言葉にありえんくらい傷付いてるしそんなつもりないのに誤解を招く行動を100000000回くらい取ってるらしい。 今でも本当によく覚えているのが…

目が覚めると、小さな小屋にいた。電灯が見当たらないはずたったのに、部屋とその周辺は薄暗くなく、RPGのマップのように明るさが均等にはっきりしていた。地面は裸のコンクリが見え隠れしながらも、ふわふわのわらがぎっしり敷き詰めてあり、移動するのが若…

目は口ほどにピンボケ

うまくいかない。 また「落ち着きがないね」と言われてしまった。 人からは、わたしの目は必要以上にキョロキョロと動き回っているように見えるらしく、その事について再三に渡る注意を受けた。 人の目は怖い。目には口どころじゃない、思想までついてる。あ…

クラゲに誘われて

先日、久々に水族館に行った。水槽にいる生き物は人間じゃないから、すごく心が穏やかになった。 水族館は、照明も穏やかだし、何よりも、生き物に表情は無いから不安になるポイントがそれらの生き物とコミュニケーションを取れないくらいしかない。あとは基…

骨の話

文字通り骨を拾ってきた。 喉仏の骨はかなりきれいに残っていて、形を確認させてもらえた。すると、アラ不思議。胡座をかいて手をあわせている人の形に見える。喉仏という名称は、この骨の形が手をあわせている仏様に見えるからという逸話?に由来しているら…

昼過ぎに祖母の容体が急変して、両親と病院へ向かった。午前の検診では何事もなくいつもの様子です、との報告を聞いていたので、驚いた。嘔吐を繰り返しているが血圧などは問題ない、といった電話の2分後に呼吸が止まってしまったので今すぐ搬送先の病院に…

アンドロイドが来た夜の日記

12がつ23にち 雪 アンドロイドが来たのはさむい、さむい冬の事でした。 クリスマスプレゼントの買い物でにぎわう商店街の一角の電気屋さんで、ひと際大きな声が上がりました。みんなが振り向き、電気屋さんに駆け寄ると、テレビのリポーターが仰々しく「遂に…

芽生えるじゃなくて、次第にじゃなくて、うまれるやつ

初めて痴漢にあった時、わたしは小学生で、電車の中にいた。電車の中にいたわたしは、その行為の意味が全く分からなかった。 今でもまだ、その時の事を、かなりよく覚えている。具合が悪くなるとその時の映像が頭で再生されるからだ。 男が乗っていた車両は…

1/14の夢メモ

変な夢を見たせいで具合が悪くてほとんどねれなかった。床に人が寝転がったり、ゴミが平気で落ちている、まともな街灯もなくて暗くて汚い町を徘徊する夢を見た。 ゾンビみたいな人間たちがしつこく後をつけてきて、泣きそうになりながら暗い路地を、私の手を…

大学生活を通して生活が向いてないと気付いた

大学生活が終わるので、大学生活を振り返るメモを残しておきたいので、ちょっとだけ振り返りの記録を取ります。以下の文章は自身の経験に基づいた、たいへん、個人的な意見なので参考にしないように。 まず、大学に入ってよかったか、という疑問について。 …

くらげワルツ

くらげが、ふわ~って浮いている。ねえねえ、葛西臨海公園のさあ、汚い海のことをまだ覚えてる?わたし、それっぽい気持ちにようやくなれて、海が見たいって言って、わざわざこんなところまで足を運んだんだよ。なのにさあ、こーんなでっかい水たまりを見に…

不幸になる記事

この文章を読んだ人は、今すぐに、罪深くて、甘くて美味しいアイスクリームを口にすること。

あなたがあなたである必要性はある、わたしがわたしである必要性があるのと同じように。しかし、わたしにとって他者があなたである必要性はない。

バターの匂いが鬱陶しいと思わないくらいの時間はほんの僅か。 あの甘い贅沢な香りを含んだ空気が柔らかく膨らんだ布団に吸われて、そこで賑やかに会話をしながらやがてうとうとしてきてぐっすり眠るのが好き。 良い思い出はいつもバターの香りに引き摺られ…

あれは、これは、こうなったのも、お前のせいだお前のせいだと言ってしまうが、お前のおかげだな、くらいの気持ちの余裕がふんわりと支配してくれたらな、と思う。

自販機アフター

「もう、お前とはセックスはできない」 「どうしてよ!昔はあんなに激しく私を求めてきたくせに!」 「お前に射精すると、自販機みたいにすぐに子供が出てきちゃうからだ」 泣きながら叫ぶ女の姿は、男をそそる仕草に値していたようです。勘のいい女は、それ…

自販機セックス

どうやら、あの町の女の子は誰とでもセックスをしてしまう子らしい。そんな噂を隣の町から聞き付けた男がセックスのために女の子に会いに行きました。 男が女の子と約束を取り付け、待ち合わせ場所に向かうと、ビックリするほど美しい女の子が、ビックリする…

不眠

自転車が、こぎ続けないとバランスを失って倒れてしまうみたいに、頭のなかが絶えず動いていてざわざわする、頭は視線を探そうとするし、人の気配を読み取ろうとする、ひどい耳なりが響いて、自分の体温で熱をもち始める布団の煩わしさに発狂してしまいそう…

『溺れるナイフ』感想

『溺れるナイフ』は、いろんな人に、原作の漫画をおされたのに未だに読めてなくて、それが悔しくて今回は映画公開してすぐにみようと思ってました。 レビューを事前に検索すると、10代の恋愛らしさ、との感想があったけど正にそれで、物凄いスピードと勢いが…

たまたま寝た女の子

たまたま寝た女の子にはきっと生活があった。それは一体、どんな生活なのだろう。想像してみようと、ぼくは彼女の茶髪に鼻を近付けた。細い毛先がいたずらにぼくの肌を擽る。ほのかに、ふんわりと、バターの香りがした。彼女の髪を、ほどよく油っぽく、また…

やわらかくて、口のなかでほろほろととろける、青い宝石を食べる夢を見た。

目は一番情報量が多い

自分を受け入れてくれる人と仲良くやっていく 人に好かれる事への怠惰 平凡な少女マンガのヒロインのイケメンへの片想い 雰囲気 似合う、似合わない 色 ピンク テーマ 笑顔 表情 喜怒哀楽 淡泊である必要性の性欲 変態 フェチ 性癖 挿入に興味がない前提で進…

10/28

段々と具合が悪くなっていく母親が、もったいない、もったいない、と言いながらちまちまと使っていた高い化粧品をわたしが無断でがっつり使い込む。もう半分くらいになったよ、気付いているのかな。

真夜中にインターネットを見ようとスマホに手を伸ばす君の手を、誰かが握ってあげればよかったのにね。夜に見るものはやっぱ星であるべき、お空のね。

血が出てる

クラスで人気者の女の子が、自分の母親をばかにしていた、あの女の指がミキサーの刃にひっかかって血が止まらなくなった、と笑いながら話していた。残念だけど君のお母さんは世界に一人しかいない、そして、君が笑い続ける限り一生笑われるような存在なのだ…

アンダーグラウンド

そうなんです。わたしが、あの汚い、ゲロまみれの道路を歩いているとき、地面を見てもやっぱり吐しゃ物に、たばこの吸い殻、それも『わかば』とかそういうものが落ちている場所だけを見て、この街を見ているときに感じた。もうこの場所はどうしようもない、…

なんか

夏休みなんか 休み中の過ごし方なんか 親のことなんか 親の仕事の手伝いなんか お母さんなんか お父さんなんか 恋人なんか 夏なんか 恋人だった女の子のことなんか 一緒にのった自転車なんか かわいい服を合わせたことなんか 愛してるなんか 好きなんか なん…

『怒り』感想

脚本について、テーマがはっきりと見えてこなかったので、あんまりうまくまとめられているとは正直思えなかった。 綾野剛は心臓の病気で体が弱いのに男とセックスを死ぬ前までし続けるし、心臓が弱いのに大丈夫なのかよ……となってしまう。そして最後に公園で…

夏休み

動かないと時間が止まっちゃう~~~学校行かないと自分で進めない~~~~感覚がマヒしてくる。夏休みがずっと続いたらいいのになあって思えたのは進めてたからなのかもしれない。空白の時間があればあるほど、自分以外に集中できなくて、自分の事なんて、…

6月

深夜一時にチャリンコ走らせて、ファミレスに向かったわたしを、いいぞ!いけ!とヒュウヒュウ、追い風が背中を押す。 向かい風は静けさを纏っていた。 ここで冷静になれたら青春じゃないもんね。 わたしは向かい風を切って進んでいく。霊時過ぎの背徳感。フ…

『君の名は。』感想

ちょっと時間がたってしまったけど、メモ程度の感想を残しておきます。 わたしが観賞したことのある新海誠作品は、『ほしのこえ』、『秒速5センチメートル』、『言の葉の庭』のみで正直そんなに詳しくないです……。『星を追うこども』は挿入歌かテーマソング…

見せられないヨ!

はてはて。誰にでも見せられるわたしってなんだろう R18の映画みたいに、自分の消費に対して年齢制限をかけたい R15はもはや、20歳以上の人たちからは消費できない自分とか、新しいルールがほしい おこさまランチは小学生以下だったり、指定されてなくて本人…

推薦された子、されない私

小中高の成績通知のときに100000000回くらい言われた『キョロキョロしている』『話を真面目に聞いていない』という言葉にありえんくらい傷付いてるしそんなつもりないのに誤解を招く行動を100000000回くらい取ってるらしい。今でも本当によく覚えているのが…

『シン・ゴジラ』感想

ごちゃごちゃした会議や決まりに則って許可を得て、作戦を立てて、ゴジラの動きを止めようと奮闘するが、ゴジラは人間たちのめんどくさいやり取りを無視して全てを破壊していく。それでも抗おうとあれやこれやと策を練るが……というあらすじ。一応、ゴジラが…

インターネットのうた

インターネットがまだ無い時代君をいじめた人たちには、みんな友達がいた暴力やゲームや会話に至るまで、いろんな事に磨きをかけて必死に作った繋がりを使って君をいじめて苦しめた君は一人でしくしく泣く、さめざめと泣く誰も君の主張や文句を聞いてくれな…

バタートーストの焦げた匂いみたいな話

あんなにも料理が嫌いだったわたしが、母親の能力を少しずつ吸い取るようにして、食材を買い、料理をするようになった。その日のために、簡単なものから、徐々にレパートリーを増やしていった。わたしが作ったきんぴらごぼうを、「汚ないから」と、ひどく潔…

私が持っている道はとても狭い、私が歩いているところは近道でも遠回りでもない。私が歩いているところは、他の誰かが歩いていたところなのかわたしはまだ知らない、知らないけどこの道を選んだ。道はわたしに選ばれて道となったのかもしれない。人、一人通…

こどもと鉄の塊笑顔

今思えば、幼稚園の頃が一番幸せだったのかもしれない。 私の通っていた幼稚園は先日潰れてしまった。 ある日ポストの中に、来年度からの募集は停止とだけが書かれたシンプルな手紙が入っていた。わたしは、その、無駄のないシンプルな内容を舐めるように読…

映画『箪笥』を思い出した

人が一生かかって背負っていくべき、目を向けていくべき苦痛を、さらりと描写した映画が好きなので、久々に『箪笥』をみたいと思った。 『箪笥』は韓国の古典である『薔花紅連伝』をもとに作られた作品らしい……(読んだことがないので映画がどれくらい原作に…