冷静と失禁のあいだ

死ぬまで踊り続けるマグロさんの話

ニンフォマニアック 感想

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VOLUME1だけ見てきました。
テーマはタイトルの通り、セックスです。
しかし、まあ、なんでしょう、ほぼ二時間セックスシーンを見せられながら、ヒロインが愛に対して疑問を持っているという会話をされ続けると、セックスがなんのためにあるのかわからなくなってきますね……。

ある雨の日に、ヒロインは地べたで倒れてたところを介抱され、自分の性癖や現在に至る経緯について話していく。自分がニンフォマニアック(色情狂)であること、小さい頃からマスターベーションをして遊んでたこと、処女を簡単に捨てたこと、友達と目的地につくまでに何人とセックスできるか競ったこと。
それでも、同じ男とセックスはしない、というルールを自分で決めて、毎日七、八人の男と夜な夜なセックスを繰り返していた。
彼女は言う、「夕日に多くを求めすぎていた」と。
友達は言う、「セックスに必要なのは愛である」と。
VOL1ではなぜセックスをするのか、という疑問に対する回答を半分くらい開示されて、セックスと愛とは、の答えをヒロインなりに出していた気がしました。
特に、ヒロインのせいで家庭崩壊した家族の話なんか、ヒロインが客観的に愛を見せつけられたシーンではないでしょうか。
個人的には、好きになることは、屈辱なことで、すごく耐え難い、けど好きな人を求めてパズルのピースのように電車の中にいる、他人に好きな人の面影を求めてピースをはめるように思い出してマスターベーションに耽るシーンが好きでした。演出なんかは現代チックです。
と、ここまでつらつら並べていくと、ただのポルノムービーなのか、と言われちゃいそうですが、監督は『ダンサーインザダーク』の方です。安心してください。きちんと、かなり面白かったです。
セックスの話を『釣り』に絡めて話を展開したり、音階の話と絡めたり、様々な、全く関係ない話題と絡めて話が展開していく様は流石でした。
VOLUME2では、かなりハード(セックスというだけでハードだけど、スパンキングとか)な内容が含まれてくるので、VOLUME1で描かれてなかったマゾ的な要素なんか描かれるのではないでしょうか。なぜただの出し入れを繰り返すセックスじゃダメになったのか、気になるので続きも見ると思います。