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冷静と失禁のあいだ

アンハッピーセットのオマケは幸せな夢を孕むか

ムーミン谷の素敵な対人関係

ブログっぽいこと書きます、最近は小説風味だったり読みづらい感じたったので、たまには!
最近とってもムーミンにハマっていて、『ムーミン谷のひみつ』という良書にめぐりあった。
ムーミンの世界をきちんと知らなくても、さらっとおさらいできるこの本はキャラクター分析が中心で、全体のストーリーの流れとかについては書いてないんだけど、ムーミンに出てくるキャラクターの魅力的なエピソードに溢れていて読んでて楽しかった。
あたしはムーミンのなかでスナフキンが一番大好きなんだけど、スナフキンにまつわるエピソードがやっぱり素敵で!!!!
うろ覚えで、間違ってたら申し訳ないんですが、スナフキンって自ら孤独になろうとするキャラクターで、良い詩を作るためらしく、人といることが基本的に好きじゃないらしいんですね。だけどムーミンとすごく仲が良くて、ムーミンスナフキンのことをすごーく尊敬していて慕ってるんですよ。
スナフキンは一人になりたい時が必ずあるから、必然的にムーミンといることを拒絶してふらりと旅に出ちゃう。でも、ムーミンはそういうところも含めてスナフキンのことが大好きだから「君が一人になりたいのちゃんとわかってるよ」と言ってスナフキンをちゃんと一人にさせてあげるんです。
そして、「でもわかってても寂しいんだ」って付け加えて悲しい顔をする。とっても可愛いムーミン。そんなムーミンのことを置いて一人で詩を作ろうとスナフキンはふらふらするんですが、ムーミンのことがどうも頭から離れない。ほかのことを考えなきゃ、詩を作らなきゃ、とスナフキン
すごく、いい関係じゃないですかー!!!!!相手の事を理解してちゃんと距離を置いてくれるムーミン、一人になりたいけどちゃんとムーミンのことを考えたり心配するスナフキン!理想の関係!!!って思ったり。ちゃんと寂しい、と付け加えるムーミンがほんとに可愛いし、それでも一人になろうとするスナフキンの人間?性も恰好いい。
キャラクターひとりひとりに魅力があって、お互いを尊重しあいながらちゃんと自分を貫く。さすがに、現実でムーミン谷のように上手くいくことは難しい、というか、無理に近いけれど、仲のいい人とスナフキンムーミンのような関係になれたらなあ、とムーミン谷の人々に思いを馳せていた午後でした。