冷静と失禁のあいだ

死ぬまで踊り続けるマグロさんの話

働かざるもの喰うべからず(入院二日目)

おはようございます、前回書いた食堂のお話をしたいと思います。

病院食?!液状なの?!という有り得ないくらい偏見がありましたが、そんなことありませんでした、大学の学食くらいには美味しいです。(ウチの大学は飯が美味い)
しかも量がかなり多いので、足りないなあと思うことはほとんどありませんでした。

じゃあなんで食堂いやになってんだよ、と思うかもしれません。

もちろん、食事自体は、好きです。
美味しいものを食べると、元気になります。どんなに辛い時でも美味しいものは不変で、必ず美味しいと感じる。舌に感謝ですね。

と、思ってたよ!!!!!!!

一歩、食堂に足を踏み入れるだけで、ほかの患者が一人で黙々と口の中に食物を入れていく、という作業が見られます。
死んだ魚の目をした人達が、死んだ魚を黙々と食べている光景に、足がすくむ。

作業となった食事はかなり辛いもので、窓の外に見える景色が刺さりました。窓の外にある建物の窓には小さな明かりがポツポツとついていて、そこが住んでいる人たちの帰る場所で。
でも、私のいる場所もこうして明かりがついていて、今の私の帰る場所はここだという事実がグサグサ突き刺さってきました。
私はこの日から窓の外の景色が見れる席でご飯を食べるのをやめて、真っ白な壁をひたすら見つめながらご飯を食べる作業をすることにしました。

昼夜問わず二時間ごとに部屋に入ってくるナースが、「体調どうですか?」と聞く度に超笑顔で「マジ元気!!!!!」と大嘘をついた。
早く出たい。

実を言うと、昨日かなりひどい幻覚をみていて、二時間ごとに部屋に入ってくるナースにボロクソ悪口を言われる幻覚(ほんとうに事実なのかもしれないけど)やら、夢で首が折れた暁美ほむらに笑顔で追いかけられたり(めっちゃ怖かった)でかなり心が折れている。
幻覚の話もしてないし、血圧も80前半と後半を行ったり来たりでフラフラで逃げ出す元気もない。

見るにしても、たのしい幻覚ならまだいい。アリスマッドネスリターンズにあるような、ワンダーランドを構築していく、というスタイルに変えていきたい。現実はどうしても辛いので、心の中に、新しい世界を作ってそこで生きてみたいな。
と、思いながら作業を済ませて、アリスマッドネスの実況動画に現実逃避してるってわけ。