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『溺れるナイフ』感想

感想 映画


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溺れるナイフ』は、いろんな人に、原作の漫画をおされたのに未だに読めてなくて、それが悔しくて今回は映画公開してすぐにみようと思ってました。

 

レビューを事前に検索すると、10代の恋愛らしさ、との感想があったけど正にそれで、物凄いスピードと勢いがあった。あらさといってしまうと、確かにあらいとおもってしまうけれど。今日明日の些細な出来事でコロコロと展開が変わりがちな学生時代を送っていたので、毎日を駆け抜けていくような感覚は10代のときに、わたしが苦しめられていたものと凄く似ていた。夏芽が、コウちゃんに、惹かれて、時には振り回されて、掻き乱されていく気持ちを、映画を通して体験させられている気がした。めちゃくちゃだ!と思いながら最後まで目が離せない……。論理的に考えられなくなったり、癖になるくらい引っ掻き回されるのは、もう20すぎると、大人気ないとも言われたりするし、必要以上の冷静さが襲ってきたりするので、滅多に無いはず。

 

みた人はきっと、原作を読まなければ!とならずにはいられなくなります。(原作を先に読んでいる人とは、たぶん感想が違うかと思われます)感情は伝わっても、キャラクター同士の細かい人間関係を読み取るのはかなり困難だったかも。

山戸監督の作品は、台詞が独特だと聞いていたのでちょっと構えていたのですが、あるシーンで本当に振り回されるような感覚を味わえたので、その激しさが山戸監督のオリジナル作品にもあるのか気になりました。旧作がみたい。