冷静と失禁のあいだ

死ぬまで踊り続けるマグロさんの話

骨の話

文字通り骨を拾ってきた。

喉仏の骨はかなりきれいに残っていて、形を確認させてもらえた。すると、アラ不思議。胡座をかいて手をあわせている人の形に見える。喉仏という名称は、この骨の形が手をあわせている仏様に見えるからという逸話?に由来しているらしい。

幾つかの骨は何か赤やピンクのシミが付着していて、それが何なのか気になって食い入るように見てしまった。

棺桶に入れた花が骨に色を落としてくれた物だと思うことにして、余計なことまで尋ねるのをそこでやめにした。髪の毛には線香の匂いがまだ執拗にこびりついている。