冷静と失禁のあいだ

死ぬまで踊り続けるマグロさんの話

『ダンケルク』感想メモ

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あ~すっかり忘れてたのですが、ノーランの新作の『ダンケルク』を観に行きましたので、ざっくり感想とメモを。

本でも映画でも見終わったらすぐ忘れちゃうんですよね、特に映画は本に付箋を貼るようにお気に入りのシーンを覚えておくことができないので、尚更。

しかも、世界史は最も苦手な科目だったのでまともに内容理解できているか怪しいです。

なので、本当にメモ程度に印象に残ったことと覚えている事をつらつらと書き残します。歴史の観点は一切抜きにして鑑賞している、くらいの要領で流してください。よろしくお願いいたします。

まとめ

  • とにかく画面酔いとBGM、銃声音が凄まじく、PTSDになりそう!
  • 戦争映画だけどグロくない!
  • ストーリーはほぼない!
  • ドイツ軍怖い!ほぼ終始姿が見えない!
  • 魚雷怖い!
  • どんな時も紅茶が出てくるイギリス軍すごい!

以上です。

開始5分ほどで始まった前半の銃撃戦から「うわーうわー耳と心臓がバクバクしてきた。早く終わってくれ」という状態になり、観賞中に段々と具合が悪くなったので前半は殆ど目を瞑っていました......。銃声ってすごいです。こちらをカチ割ろうとしてくる殺意だけで構成されている音なので、聞いてるだけでかなり具合が悪くなりますね。それが映画が終わるまで続こうとはこの時は思いもしなかった......。

 

セリフもほとんどなく、ハアハアと息を切らし、敵の影に息をひそめる、どこからか狙われて撃たれそうになる、の繰り返しです。戦争だ。敵はドイツ軍なのですが、一切姿が見えません。これもまた怖い、怖すぎる……。どこから攻撃してくるのかわからないけど銃声はする、って緊張感があるし恐ろしい。

海を渡って祖国へ逃げようと船に乗るけど、夜は魚雷に撃たれ死にかける。この繰り返し。なにこれ......絶対に頭がおかしくなる。

一度だけでなく、何度も海を渡ろうとするシーンがあるのですが、ようやく逃げれる~帰れる~となって紅茶片手にジャムパンを食べて夜を過ごしていたら突然魚雷に撃たれるんですよ......。ろくに周りも見えず、真っ暗闇の海に飲み込まれて船の中で溺死する人もいれば、船が燃えて焼死したり。

この映画で最も印象的だったのが、BGM。迫力満点。心音に合わせて緊張感が高まる仕様になっており、非常に具合が悪くなる。音だけでここまで恐怖を感じられることに驚きで、ノーランの表現力にただただ圧倒される。IMAXで見たらより具合悪くなってたに違いない......これは劇場で見るべき映画だなと思いました。

無事イギリスに帰国し、兵士たちが掛けられた「生きてるだけで十分だ」という言葉はいろいろな意味で恐ろしいですね。「帰ってきただけでえらいよ君たち!」という意味も、もちろんあるのでしょうが、「次の戦場へ送るための貴重な人材だよ」という風にも捉えることができる。

また、登場人物のセリフが少なく、人物のバックグラウンドなどが一切わからないので、感情移入もできないままどんどん仲間が死んでいく。戦場では言葉も何も意味が無い代物なのだろう。本当に混じりけのない戦争映画でした。

とにかく具合が悪くなる映画だったので、もう見たくないです。でも可能ならぜひ、IMAXで鑑賞してほしいです。

ジャムパンと紅茶の組み合わせ見ると具合悪くなりそうね。