控えめに言って、死が近い。
0日目
仕事中に、咳が止まらなくなる。
夜になるにつれて身体が怠くなり鼻水が止まらなくなる。
寒気がする。お腹も壊す。
風邪かと思い、冷えピタとウイダーと1本満足バーを購入して帰宅。
その夜、熱が37度8分になる。
1日目
熱は37度でほぼ無いが、咳が止まらない。
おかしいと思って、コロナ検査が出来る病院を探して、症状を伝えて受診。
インフルエンザとコロナの検査をして、防具服を着た医者が登場。
陽性の確定演出だ。「あ……フラグだ……」となり、コロナだと分かる。
リモートワークなのに何故かかったのか謎。
私は、セーブ厨ならぬ消毒厨だ。出先では、スーパーやデパートのアルコール消毒をバイオハザードのセーブポイントのごとく利用して、見かける度に都度消毒をしていた。
可能性があるとしたら、指先で目や口、鼻を拭うなどの動作が原因かもしれない。
いずれにしても、もう二度とやらない。
先月末からうつ病にかかっていたこともあり、食欲もなく自宅には食べ物がほぼ何もない状態。しかもうつ病の薬は、週末に追加処方される予定だ。詰んだ。とりあえず、自宅待機期間中に飢えてその上鬱で死ぬと思い、両親に下記を依頼した。
【食料の調達】
- カップ麵(日清食品 カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質 [1日分の食物繊維入り])×4
- ウイダーインゼリー(マルチビタミン)×3
- ナッツくるみ×2
- 玄米茶×1
- バナナ×1
- レンチンできる適当なレトルトスープや食品×2(あれば)
- 鳥がゆ×2
- マヌカハニーのど飴(月○美兎参考)
【薬の調達】
病院に事情を説明したところ、代理で薬を処方してもらうことは可能だった。
薬が無いと、悪夢を見たり、何もしていないのに涙が止まらなくなったりするので、コロナじゃなくても死が確定している。
多分、この記事を書いた前後から鬱病にかかっている。
精神状態は悪いものの、ここまで酷く無い。
2日目
手に力が入らなくて、皿を割ってしまう。皿を割ったのは人生で2回しかない。ショック。喉が痛い。痰がえぐい。咳がえぐい。日本茶と紅茶を飲みまくる。喉が痛い。
お味噌汁を作る。カップ麵にも、万能ねぎを入れる。美味しい。
鳥がゆに刻んだ冷凍万能ねぎをかけまくって食べる。美味しい。粥うま。
3日目以降、どんな症状が出てくるか分からないので怖すぎる。
後遺症ガチャも怖い。ていうか、コロナの治療薬が無いのも怖い。
5日目
熱は無い。食欲も戻った。後遺症は、咳喘息と蕁麻疹となった。
咳喘息はしばらく続きそうで、病院にて吸入器を処方して貰う。
夜は眠れないくらいに咳がひどいが、一先ず仕事にも復帰した。
12日目
咳喘息が残る。コロナは発熱や咳で死が見えるが、うつ病は長期的に精神の死が見えるのでしんどい。
元々、大学時代に気分障害で超短期間の入院をしたこともあって、うつ状態には定期的になってしまうらしい。以前のうつ状態は、スマホで文字を打てずに寝て過ごすレベルであったが、社会人をしていると長期休暇を取る訳にもいかないので、毎日ちょっとずつ精神がおかしくなっていくのをジワジワ感じる羽目になる。抗うつ薬のおかげで、フラッシュバックと前頭葉のぼやけ具合と突然の涙等の症状は減ったが、希死念慮がふいに訪れる。先の見えなさに絶望感があるが、前ほど酷くはないはずと信じたい。とにかく、今は横になって目を瞑ってじっとしていたい。
なんとなく『サスペリア リメイク版』を思い出してサントラを聞いていた。
トムヨークが音楽担当で、楽曲がどれも素晴らしい。うつ病が悪化しそう。