創作小説
休日の昼の繫華街は混んでいた。どこもかしこも、人、人、人。左から右へ、右から左へ。前、後ろ、流れていく。僕は彼女の手を引いて、人の間を縫うようにして昼食を取る店を目指す。彼女は僕よりも歩幅が狭く、おまけにハイヒールを履いているので歩きづら…
12がつ23にち 雪 アンドロイドが来たのはさむい、さむい冬の事でした。 クリスマスプレゼントの買い物でにぎわう商店街の一角の電気屋さんで、ひと際大きな声が上がりました。みんなが振り向き、電気屋さんに駆け寄ると、テレビのリポーターが仰々しく「遂に…
くらげが、ふわ~って浮いている。ねえねえ、葛西臨海公園のさあ、汚い海のことをまだ覚えてる?わたし、それっぽい気持ちにようやくなれて、海が見たいって言って、わざわざこんなところまで足を運んだんだよ。なのにさあ、こーんなでっかい水たまりを見に…
どうやら、あの町の女の子は誰とでもセックスをしてしまう子らしい。そんな噂を隣の町から聞き付けた男がセックスのために女の子に会いに行きました。 男が女の子と約束を取り付け、待ち合わせ場所に向かうと、ビックリするほど美しい女の子が、ビックリする…